2023年12月12日火曜日

来年(令和6年)の干支「龍」をつくる

 2023年12月10日(日)

毎年恒例になった干支づくり。身近な材料を使って来年の干支を考えて指導してくださる福有さん。立派な「龍」ができました。




2023年9月11日月曜日

アイのたたき染め

 9月10日(日) アイの葉を木槌でハンカチに染める。

アイという植物は緑色の葉の中に青い色の色素を持っている。古くから解毒や抗炎症約等に用いられる薬用植物とのこと。アイ染めの生地は見て美しいだけでなく、消臭効果や細菌の増殖を抑制する効果、又紫外線防止効果や虫よけの効果もあるとのこ。

日本の伝統的な藍染はタデ藍を発酵させて染色しますが、今回は布の上にアイの生葉を置いて木槌で叩いて染めました。

  5月の例会でアイ(蓼藍)の種をにこにこパークに蒔きました。実際に生えているアイを採って染めてもらおうと育てていました。にこにこパークでアイを採りながら説明を。                  


                    
できるだけピンとしている葉が良いので、根から抜いて水の入ったバケツに入れる。
今年の夏は暑く水不足であまり生育は良くなかった。
にこにこパークに植えたアイアは水やりができないので、
万が一枯れたときのことを考えて会員の家の庭でも育て持参する。
                たくさんのアイが集まった。                    
机が汚れるので下にクリアファイル敷き、その上にハンカチの表を上にして載せ、
アイの葉の裏が上になるように置き、梱包用の透明テープで動かないように貼り、 
上から木槌で丁寧に叩く、

ハンカチ全体もアイで染めるため、葉をミキサーにかけて布袋でこして染料をつくる。
たたき染めをしたハンカチを浸すと薄い緑色がかった色に染まった。

叩いてそめたハンカチをほんの少し洗剤を入れた水で洗い干す。

いろいろなデザインのハンカチができました。


はいチーズ❣ 完成後みんなで写真をとりました❣



2023年6月14日水曜日

アイの苗を植えました

 2023年6月11日(日)

ムクロジのブレスレットづくりの後、9月に実施する「アイのたたき染め」用のアイの苗をにこにこパークに植えました。元気に育ちますように。

                   

                     
           4月に種を蒔いて少し大きく育った苗も移植
               5月に種を蒔いた苗を移植
                  6月11日移植
           5月14日に種を蒔いたアイが芽をだしていました

           9月までにどのくらい大きくなるか楽しみです。

       アイの葉をたたいてハンカチに染めます。ご参加ください。

           

ツバキの葉の保湿水づくり

 2023年6月11日(日)

ブレスレットを作っている間にツバキの葉を細かくして乾燥した葉を蒸して出た蒸気を冷やし「保湿水」を作りました。

                      
          不用になった圧力鍋を改良。乾燥したツバキの葉を蒸し、

            出てきた蒸気を集めて水でひやすと、

          ツバキ葉の成分を含んだ水が出てくる装置をつくる
                       
              ツバキの葉を蒸すと
蒸気がでてくる。
        出てきた蒸気を管の中を通し、管の周囲を水で冷やすと、
          蒸気が水となって右下のお椀に出てきた。

          ツバキの葉にも油分があるのか、油が浮いていた。

          手に水を付けてみるとしっとりと感じた。

                               

        長崎県の五島列島では、椿の葉の保湿水をつくり販売

         しているとのこと。さらりと軽いのに潤いがあると。

       ツバキの実から搾った油は昔から髪の毛に良いと使われてきた。

          葉からでてきた成分も天然由来で良いのだろう。

         

2023年6月13日火曜日

ムクロジ(無患子)の実でブレスレットづくり

 2023年6月11日(日)

今日はムクロジの実でブレスレット(腕輪)をつくります。講師は兀下さん。ムクロジの実に穴をあけ、材料の準備をしてムクロジの説明や作り方を指導してくださいました。

                     

                  講師の兀下さん

ムクロジ(無患子)

子どもが患う(わずらう)ことがないようにという意味がこめられている。この木で作った棒で鬼をはらったという伝説もあり、古くから「邪気や病を払う力」をもっていると言われてきたそうです。

落葉高木。初夏(56月)に花をつけ、秋に黄褐色に熟すこの実の皮を江戸時代には石鹸の代わりに使っていたそうです。天然の界面活性剤サポニンが多くふくまれているので石鹸や洗剤として使われてきた。こすり合わせると泡がでます。

中の黒い実は、お正月に遊んでいた羽子板の羽根に使われています。

ムクロジの木はお寺や神社の庭に植えられていることが多く、近くでは多田神社や高代寺にあります。ムクロジの数珠は、数珠の起源と言われているそうです。

                   

               羽子板の羽根 ムクロジの実

                     

                    材料 

                 上から 実を並べる台   

          ムクロジ 猫目石(キャッツアイ) トルコ石(ターコイズブルー)

                 材料の説明書き 

                    

                     

                  腕輪づくり

       猫目石を台の中心に置き、ムクロジの実のツルツルした方を

         猫目石に向けて3個置き、トルコ石大1個を置き、

        ムクロジ3(手の大きさに合わせて個数を調整)置く。

        反対側も中心の猫目石に向けて置いていく。

      きれいに台に並べ終わったら、並べた順番にシリコンゴムに通し

       最後に小さなトルコ石を通しシリコンゴムを結んで出来上がり。

                   

                    
      子ども大人それぞれの腕の太さにピッタリの腕輪ができました

2023年5月15日月曜日

樹木観察会

2023年5月14日(日)

久しぶりに自然観察路を歩く。周辺の樹木が大きくなったのを感じ、種類が減ったように感じた。この時期アケビの花が何か所かで咲いていたが無くなっていた。

                    

           自然観察路の改修工事が終わった直後だった

                   

                 強風で倒れた木 

                    

            キャノピーの上から見ていたホウノキが

             見上げるように大きくなっていた

            カマツカも見違える程大きくなっていた

                     

                 エドヒガン実                     
                    エゴノキ花 
          エゴの花びらは4枚5枚といろいろあるようです

            ヤマコウバシは冬の間も茶色の葉が落ちず     

        春になって新しい芽がでて古い葉が落ちると聞いていたが、

          初めて入れ替わる途中を見ることができました

                    

                  タケニグサ                      

                    ワラビ 

           シカが嫌いなシダ類とタケニグサが繁茂

                     

                  タツナミソウ

        台場クヌギ林を再生した直後はタツナミソウが群生していた
                   

観察会終了後 9月のアイのたたき染め用の
アイの種蒔きをする
                   アイの苗
               アイについてお話を聞く

          現在日本では北海道、青森県、兵庫県、徳島県、

          沖縄県で栽培されている。

          アイの葉はたべられるとのこと。乾燥してお茶に。

          ソースやドレッシングにも、とのことでした









 

2023年4月15日土曜日

野草を学び食べる かまどでご飯炊き

 2023年4月9日(日)

公園内の樹木や野草を観察しながら講師のFさんから説明を聞きながら学習。食べられる樹木の葉や野草を採取しました。昔はリョウブなどの芽を茹でてご飯の量を増やすためにご飯に混ぜて食べたそうです。今では高級食材のタラの芽、コシアブラの芽も身近にありました。                   

           公園の中を歩きながら講師のFさんから学ぶ。
           ツバキの花も天ぷらにして食べられます
                                                             
           にこにこパーク周辺には山菜の王様 タラの木、
         山菜の女王と言われるコシアブラの木もあります。
今日使用した野草や木の芽は
カキ クワ サンショ タケノコ チャ(茶)ツバキ花 ハリギリ ビワ リョウブ コゴミ
タンポポ イタドリ シュンラン セリ ドクダミ ノビル ヤブカンゾウ ユキノシタ 
ミツバ ワラビ サルトリイバラ タラノキ などを天ぷら 酢味噌和え 煮物にして食べました。七草がゆに入れる春の七草 セリ ナズナ ゴギョウ(ハハコグサ) ハコベ ホトケノザ(コオニタビラコ)を採取したり、持参してもらい学習しました。
                     
                  ビワの新芽
                 タンポポの葉 花
                    セリ
                    ハリギリ

                    タケノコ
               ヤブカンゾウ ユキノシタ
              タラの芽  シュンランの花
              サンキライ リョウブ
               ハコベ  クロモジ
                   ツバキの花 
                     
           いろいろな種類の野草を天ぷらにしました

                かまどでご飯を炊きました
                ツバキ タラの芽の天ぷら
                    
               コゴミ セリの胡麻和え
              イタドリのサンショウ煮

                    
         かまどで炊いたご飯はどうして美味しいのでしょうね!



                   

   





春の七草は食べられるが知っているようで知らない。また身近にあるようで見つからない。

セリ、ナズナ(ペンペングサ)、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)

                    

                    セリ

                     

                ナズナ(ペンペングサ)