2016年12月13日火曜日

2016年12月11日(日) 里山文化・技術の伝承  しめ縄・リースづくり

今日の活動は,クリスマスやお正月に飾る
クリスマスリースやしめ縄づくり。
手作りのリースやしめ縄でお祝いしましょう!


しめ飾りをみるとお正月だなぁーと感じますね。
先ず、しめ縄についての説明を聞きました。
正月行事は新しい年の神様をお迎えする行事と言われています。
しめ縄には神様をおまつりするにふさわしい神聖な場所で
あることを示す意味があります。

リースについて説明を聞きました。

しめ縄づくりの藁と槌。
先ず藁の準備。手を熊手のようにして
藁しべ(はかま)を落とします。

藁に水をかけて湿らせて木槌(砧 きぬた)で打って
藁をやわらかくします。

丁寧にはかまを取って柔らかくして編みます

上手な人に教えてもらいながら見ながら編んでいきました。

ちょっと難しいですが、しめ縄づくりに
挑戦した子どももいました。

お母さんが大きなしめ縄をつくりました。

立派なしめ縄ができました。
飾りは松、ナンテン、ウラジロ、水引、みかんなど
お好みのものを飾りました。

「めがね」 
ウラジロと半紙を切った「紙垂(かみしで)で
かざりました。

「輪飾り」
松、ナンテンの実、稲穂をかざりました

「めがね」
ウラジロとナンテンの実を飾ると
同じめがねでも違った雰囲気になりました。

いろいろ工夫しながらリースづくりを頑張りました。

お母さんと一緒につくりました。

リースに何を飾ろうかな?つけ方を教えてもらいました。


僕のリースだよ。大きいでしょう。

いろんな木の実や葉っぱで飾りました。

たくさんの材料の中から、
好きな形や色の実や葉っぱを選んで飾りました。

何種類の木や草の実がついているでしょう。

色々工夫して飾りました。

冬咲きクレマチスの葉だけを飾りました。

一人ひとり個性のある作品ができました。


焼き芋の係りは子どもたち。
お芋を紙とアルミホイルで包みました。

たき火の中にアルミホイルで包んだ芋を入れました。

お芋の上にたき火の熾火を置いて、
小枝や落ち葉をおくと煙がたくさん出ました。
煙が空まで飛んで行って雲になったように見えました。

おいしく焼けた焼き芋をみんなで食べました。

今日のメインディッシュは、おでんです。
七輪でじっくり炊きました。

たくさんの方の参加でワークショップルームは
人でいっぱいになりました。
みんなで食べるご飯はおいしかったです。
菜飯もおいしかったです。


大根サラダ

おでん(大根 卵 ごぼ天 竹輪 コンニャク 牛スジ )

ゆず大根と飛騨の赤蕪の漬物

会員の家の庭でできた柿がデザートでした。

今日のメニューは、おでん 大根サラダ、大根・日の菜のお漬物、
ごはん、デザートの柿、コーヒーでした。
みんなでおいしくいただきました。
 
作品を手に持って集合写真をとりました。
今日の参加者は子ども19人、大人31人でした。
またご参加くださいね。お待ちしています。



リースのツルがあまったので、
ツルカゴ編み教室が始まりました。
毎年10月は、ツル取り、ツルカゴ編みをします。
毎月第2日曜日9時30分~一庫公園ワークショップルームに集合。
いろいろな体験できます。ご参加ください。
お待ちしています。


2016年11月28日月曜日

2016年11月13日(日)午後 皆伐跡地の植生確認 と 落ち葉拾い



    一庫公園はシカやイノシシに林床の植物等を食べられ、
    野草を見る機会が少ない公園です。稀少植物の保護区
    として皆伐した周囲を金網で囲ったところに色々な植物
    が芽を出しました。この場所をどのように活用できるか
    皆伐跡地の現状を見に行きました。
    元々赤松林で、ソヨゴ・リョウブ・ヒサカキに転移し、伐採
    前はコナラがたくさんあったようです。
    コナラは萌芽せず、ソヨゴ、リョウブ、ヒサカキの萌芽が
    旺盛でした。自然の法則に沿った植物の遷移が見られ
    ることは自然を学ぶよい場所になると思いました。
    1本も樹木を残さず皆伐をしたので日陰になる場所がなく
    野草等の移植は難しそうでした。どう活用できるか
    これからみんなで考えていきます。









自然の法則の通りタラの芽等が一斉に萌芽していました。
タラノキは公園内にもたくさんあります。

クサギ

アカメガシワ

カラスザンショウ

今年はイヌタデの群生を流域内で良く見ます。
日当たりがよくなったのでここでも芽をだしたのでしょうか。

公園内ではあまり見かけないヨモギが大きくなっていました。
毎年春に実施する野草料理に公園内で採取した
野草を使えるといいですね。