一庫公園の開園当初から県と話し合い、地域特有の里山の魅力を学び伝えようと台場クヌギ林の再生炭焼技術の習得伝承に取り組んだ。自然とともに生きてきた先人の知恵技術を次世代に残したいと活動を続けている。多様な生き物がすむ里山と言われたこの地域の植生は貧弱となり、それらを食草とする昆虫等も減り一度失ったものを取り戻す大変さを感じている。植物も昆虫も鳥もみんな繋がっていることを子ども達に伝えたい。
2020年11月8日日曜日
ナデシコ フジバカマ キキョウ リンドウ ヤマシロギクなど植えました。2020年11月8日
少し前までは一庫公園にあった野草や家の庭や野山に当たり前にあった野草を残していこうとにこにこパークに植えることになりました。昆虫の幼虫の食草になる草木や成虫の好きな花などを植えて昆虫や鳥などがたくさん来る環境ができればいいですね。植える場所づくり。切っても切っても生えてくるヒサカキやソヨゴなどを切りました。植えた後にたっぷり水をやりました。移植した野草には杭に名前を書きました。冬になると枯れてしまいわからなくなるので目印に名前を書いた杭を立てました。オトコエシ、オカトラノオひとくら公園の雑木林の紅葉です。今年の紅葉は鮮やかに思いますが、皆さんはいかがですか?ちょうど見ごろのようです。
ムクロジ(無患子⇒わずらいのないたね)でストラップづくり 2020年11月8日
ムクロジの種です。 きれいに洗うと真っ黒な種がでてきます。正月の羽根つきの羽の黒い玉に使われています。実の周りの皮にはサポニンという成分があり、ねちゃねちゃとして水にとかすと泡がでます。昔は洗剤として使われていました。お正月の遊びにつかった羽根付きの羽根今日はムクロジの種をつかってストラップをつくりました。ムクロジの小さな穴に紐を通す技を学びました。ストラップの完成品です。
今話題のムベ、サネカズラ、タンキリマメ 珍しい植物集合
不老長寿の実ともいわれるムベ。ツル性の植物でアケビに似た実をつけます。昔琵琶湖の近くの村に住む長寿の老夫婦に「何故そんなに健康で長生きできるのか」と天智天皇がたずねたところ、「この果物を食べているからです」と答えたところ、天智天皇が「むべなるかな(もっともであるなあ)」といい、朝廷に毎年献上するように命じました。この時天皇が口にした「ムベ」という言葉が、この果物の名前になってしまったということです。サネカズラ(ビナンカズラ)少し前までは一庫公園の水辺の駐車場から公園に上る階段の入口に秋になるとたくさんの赤い実をつけていました。タンキリマメカラスウリ 自然の色ってうつくしいですね。リンドウヤマシロギクセイロンベンケイソウ 葉を水につけておくと葉から芽が出るそうです。一枚ずついただいて家で育てています。今日は珍しい植物をいろいろ見せてもらい、もらって帰りました。ツル付きのムベは乾かすとドライフラワーのように飾りになるそうです。現在陰干し中です。リンドウ、ヤマシロギクはにこにこパークに植えました。川西市の市花「リンドウ」が増えるといいな。
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