2018年9月18日火曜日

昔からの知恵を学ぶ「一閑張り」   

2018年9月9日(日)




今回の「一閑張り」は初めての取り組みです。ネットで調べてみると「一閑張り」とは「飛来一閑という人物が考案したから」「農閑期につくられることが多かったから」とか「一貫の重さにも耐えられる強度をもつことから 「一貫張り」とも言われるそうです。


カゴやざるなどの竹製品に小さく手でちぎった和紙を隙間なく糊ではって乾燥させ柿渋を塗ると出来上がりです。
柿渋を塗り重ねることにより強度や耐水性が上がり、色合いも濃くなるようです。
思ったより簡単で趣きあるものができました。

一閑張りの材料
竹かごに練習後の半紙 和紙を張って乾燥させ、柿渋を
塗って乾燥させると出来上がりです。





糊づくり
障子張り用の糊を水で薄め少し木工用ボンドを混ぜました

お習字の半紙を手でやぶり
隙間ができないように竹かごに張っていきます。

小さく切った和紙に糊をつけています
僕もつくったよ!

それぞれ工夫をしながら張っています



好きな文字や絵を書いてはりました

雨で乾かないので扇風機で乾かしています。
和紙を張ったもの、柿渋を塗った作品を乾かしています。




電子レンジでも乾燥できました。
長すぎると焦げるので要注意。
扇風機やドライヤーで乾燥した作品
昼前に大雨警報が出たので途中で中止して帰宅しました。
みなさんの完成品が見られなくて残念でした。

1回和紙をはって乾燥させた状態
竹かごの網目が残り、これも良いかな?




柿渋を塗る回数や太陽の当て方により
色艶が変わった作品ができました






大作に挑戦!
好きな言葉を書くのも楽しいですね!