2019年8月8日木曜日

生き物観察会 環境が変わるとすんでいる生き物も変わってくるね

2019年8月8日(日) 於 猪名川町ふるさと館裏 猪名川

年間地球上から4万種の生物が絶滅していっているといわれている。生物の減少・絶滅を招く原因として人間の働きかけがなくなることによるによる種の減少、開発等による種の減少、移入種(外来種)や化学物質の影響等があるようだ。

一庫公園でも猪名川流域でも昔からこの地にあった種が減少し見られなくなったものもある。

この場所は何度も訪れて生き物観察をしているが、今年は川に入る人が少ないのか、川底の石に藻が生え泥が覆っていてすべりやすかったし、農業用水路は三面張りに改修され、昨年は草陰にたくさん生き物がいましたが、少なくなっていました。それでも20数種類の生物が捕れました。

                                                                               

大人も子どもも魚取りを楽しみました。


すべらないように気をつけて







1時間あまりもんどりをしずめておくとたくさんの魚が入っていました。


捕まえた魚や生き物の同定をし説明を聞きました。



アカザ、イトモロコ、オイカワ、オヤニラミ、カマツカ、カワヨシノボリ、ギギ、シマドジョウ、

イトモロコ、タモロコ、ムギツク、スジエビ、ミナミヌマエビ、サワガニ、タガメ、アメリカザリガニ、

コオニヤンマヤゴ、カゲロウ、トビケラ、ミズムシ、カワニナ、シジミがいました。

アカザ、オヤニラミはもともと猪名川にはいなかった魚。(国内外来種)

アメリカザリガニは北アメリカ原産で、1972年にウシガエルの餌として

日本に持ち込まれ、本州以南で急速に広がる。

日本の固有集であるニホンザリガニは、北海道と北東北にのみ生息。


魚をさわってみました


トンボのヤゴもたくさんいました


講師の先生が子ども達にと中流域で捕まえたウナギをもってきてくれました。

にゅるにゅるとしたウナギをつかめました