2017年6月20日火曜日

皆伐地の整備 クサイチゴが来春はたくさん食べられますように!

6月20日(火)9時30分~12時
皆伐跡に生えてくる草木の成長が早いため活動日を増やして
整備をしました。

皆伐跡に棘のついた草木がたくさん生えることに驚きました。
今まであまり経験したことのない状況を経験しました。

一週間前に切った木の後片付け、かぶれの心配がある木や
不要な棘のある木を切りました。一週間で
また増えているように感じました。




子ども達が大好きなクサイチゴは全体に拡がりそうな勢いがあり、
さわると痛いので、場所をきめて残すことにしました。
2ヵ所場所をきめてS子ちゃんと一緒に杭で周囲を囲いました。

どこにでもたくさんあるアカメガシワも新芽が食べられるので
野草料理の時採取して利用するため残すことにしました。

クサギもどこにでもありますが、葉をちぎって匂いを嗅いでもらい
名前を憶えてもらおうと1本残すことにしました。

変わった形の葉っぱのこの木の名前は?
ヤブムラサキもあちこちに。

今日もまた帰り道でシカに出会いました。
人を見ても逃げるわけでもなく、悠々としていました。

2017年6月11日日曜日

皆伐地の整備と木工細工




一庫公園では山の整備後の林床に生えた植物はほとんどイノシシや
シカに食べられてしまいます。ここは皆伐地の周囲をネットで
囲っているので動物による食害の心配がありません。
芽生えた貴重な植物や残したい植物を保全しながら子ども達の
里山体験や暮らしに里山の資源を活かす知恵を学ぶ場に
なるように整備を進めています。
子どもたちは腰にノコギリ、ハサミをつけて萌芽した
ソヨゴをノコギリで切り、枝の葉をハサミでたくさん切りました。


皆伐後には教科書通りのカラスサンショウ、タラノキ、
アカメガシワ、クサギ、クサイチゴなどが次々と生えてきます。
クサイチゴの実が赤く熟れ始めていました。
子どもたちは自然の味を楽しみました。
クサイチゴは場所をきめて残しておこう!

今回はヌルデやヤマハゼがたくさん生えていて
かぶれる人がないように注意し、先に切りとりました。
ソヨゴは切っても切っても伸びてくるので
堆肥置き場は山のようになりました。何年か後には
カブトムシが・・・・と期待しています。

シュンランが芽生えていました。残す植物には赤い印と
名札をつけました。

皆伐地にめずらしい草花が生えても踏んでしまいそうなので
伐採木のチップで歩道をつくることにしました。
チップを作る機械を借りて試してみましたが、
枝はチップにできませんでした。残念。

今日の昼食はKさんYさんが畑でつくった野菜たっぷりの豚汁と
サラダ。Hさんのおみやげベトナムコーヒーに野草茶でした。

午後からはナツメの枝や伐採した木を使ってジュエリーツリー
やバーニングで絵をかいてペンダントをつくりました。
大きな作品を作る人や玄関の棚に合わせて小さめの
ジュエリーツリーの台座に認印を入れる穴をあけたり
使い勝手を考えながら個性ある作品ができました。
ジュエリツリーの台座づくり。先ずノコギリで輪切り。

輪切りにした木を鉈で半分に割る。

サンダーで磨くなどさまざまな体験ができました。

右の白っぽいナツメの枝が、ワイヤーたわしで磨くと
艶がでて見違えるようになりました。台座はクヌギの輪切り。

公園来園者にも気軽に木工細工を楽しんでもらうため
ワークショップルームの外にテントを張って
好きな作品をつくってもらいました。
親子で木工をしながら楽しむ場になりました。