2018年4月21日土曜日

皆伐跡地の整備 「残す樹木 野草をわかりやすく」 名札、柵の設置

2018年(平成30年)4月13日(金)

5月の例会「野草教室」に向けて、子ども達に安全に里山の自然を感じながら野草を摘み、樹木の新芽を観察しながら摘み取ってもらうため、歩きやすく整備をしました。





4月8日(日)に接ぎ木をしたカキノキです。穂木から新芽がでていました

生命力と接ぎ木を考えた人はすごいな!


移植したエドヒガンに支え木をする。根付いたのか新芽を伸ばしている


保存する草木の周りに竹で柵をするため竹の準備中




一庫公園で活動を始めた当初、放置され大木化した
クヌギを台場仕立てに伐採しました。この時発芽した草本と
今回の皆伐跡地に発芽した植物は大きく違っていました。

この場所の伐採後はカラスザンショウ、タラノキ、
イヌザンショウ、クサイチゴなど棘のある植物が多く、
抜いても抜いても次々と芽を出してきます。
気を付けないと手足にトゲがささるので子ども達が活動をする
前に少し整備をして自然観察をしやすくしました。

自分の手で摘んだタラノメやアカメガシワの新芽を摘んで
すぐに天ぷらにして食べる経験ができる場所になりました。
4月の初め頃が適期だったタラノメも再び芽がでていました。
再度5月にも少しは収穫できるのではと期待しています。
野草料理の日は、子ども達にヨモギを摘んでもらい、
ホットケーキに入れて調理してもらいます!
クサイチゴの青い実がなっていました。赤く熟れた食べられかな? 
たくさん生えているマツは、新年を迎える時に利用しながら整備を。



何の花でしょうか?教えてください。


ウワミズ桜が咲いていました


ブラシ状の花がきれいですが、気づかない人が多いですね。

秋になると実が真っ赤になります


5日前の緑とは濃くなってきました。

これから日に日に新緑の緑が変わってくる一庫公園です。















 



2018年4月9日月曜日

里山のめぐみタラノメ摘み、お花見、総会、バーニング 

2018年4月8日 

平成30年度の活動が始まりました。

午前中は皆伐地でタラノメ摘み、お花見、お茶会、その後総会。午後は昨年度製作したツルカゴや木工製品の販売をしながら、来園者にバーニングで名札やペンダント作りと盛りだくさんの活動になりました。エドヒガンの開花調査をする予定でしたが散ってしまってできませんでした。





皆伐跡地にはたくさんのタラノキが生えています。

何本かは残すのですが、伐採する前に

里山の恵みをいただこうとタラノ芽を摘みにいきました。


タラノメ。全部とると枯れてしまうので一芽残しています。


皆伐跡には棘のついた植物がたくさん生えてきます。

さわるとチクチクするクサイチゴも全体に拡がっていました。




春になるとどこにでもあるホトケノザ、ハコベ、カラスノエンドウなどの

野草ですが、一庫公園ではめずらしい花になっています。






クサイチゴがたくさんの花をさかせていました。

青い実もできていたので、5月の例会では赤くおいしくなっているかな?



これだけ立派なタンポポは公園ではなかなか見られません。

元気に咲いていました


今日はエドヒガンのお花見の予定でしたが、今年はすでに散っていました

エドヒガンは3月28日頃が満開でした。一つ前のブログを見てください。

花より先に葉が出るヤマザクラの赤みがかった葉もきれいですね


ヤマザクラ


クロモジの花

ウグイスカグラ コバノミツバツツジ カマツカの花も咲いていました


サクラの花と新芽がでかかったクヌギ

春先特有のかすんだ景色です。まもなく草木の芽吹きが

一斉にはじまり濃淡の緑で山が覆われていきます




冬の間はいつも親子2匹で歩いていたシカですが親離れをしたのでしょうか

最近は一匹で餌を食べているシカに出会います

芽がでたばかりのやわらかい草をむしゃむしゃと

人間を気にすることなく食べています


お花見の後は抹茶とお菓子をいただきました

Kさん、Wさんお手製の抹茶茶碗


桜餅を懐紙の上に並べています


みんなでおいしくいただきました

総会

昨年をふりかえり、今年の活動について話し合いました」


午後からは昨年製作した作品を販売



木工作品 つばき油の販売


バーニングで名札やペンダントづくり

外にテントを張って実施する予定でしたがで風がきつかったので室内で実施

下絵をかいて、バーニングで輪郭を描いた後、色を塗り紐をつけてできあがり

たくさんの方に参加いただきました

次回の活動は5月13日(日)、野草料理です



2018年4月2日月曜日

エドヒガン 見ごろですよ!

2018年4月2日
ことしはサクラの開花がちょっと早いのかな?3月28日一庫公園に行ってみるとみごとな花をつけていました。一庫公園のエドヒガン群落も川西市の指定文化財 天然記念物 指定されています。
エドヒガンは日当たりのよい谷の斜面によく育つといわれています。
自然観察路を北側から歩いていくといいですよ。

この周辺にはヤマザクラの大木もあり、
エドヒガンが満開過ぎるころには周囲のヤマザクラも咲き
一面サクラ さくら 桜です

遠景の山肌にもエドヒガンの群生が見えます

平成22年移植したエドヒガン
シカよけのサブリガードを取り付けたり
毎年保全活動をした結果
大きくきれいな花を咲かせました。
昨年までは緑色の葉が先にでて
その後花が咲いていましたが
ことしは成木と同じように花が先にさきました

台場クヌギ林の傍を通って進んでいくと
、管理事務所(ネイチャーセンター)の裏側あたり山側にも
エドヒガンの群生がみられます。

斜面の下を見ると管理事務所の周辺のエドヒガンが見えます。

赤みをおびた葉が先にでるヤマザクラはやっと花を見せ始めたところでした。

 



オオシマザクラも咲き始めていました。これから開花がすすむでしょう。

葉は桜餅をつつむ葉に利用されます。

実も濃い紫色になると大きくておいしいです。

エドヒガンの後にはオオシマザクラ ヤマザクラ、

イヌザクラ、ウワミズザクラと次々と桜をたのしめます。

この写真のサクラは平成22年に移植したエドヒガンですが

日当たりが悪いためかみどりの葉がさきにでて花もチラホラです。

これからの季節山々の木々の新芽が出始め 

様々緑色のグラデーションが楽しめます。

ぜひおでかけください。

4月8日(第2日曜日)はひとくらクラブの例会です。

午前中は総会、午後は工作・バーニング等します。