2017年9月11日月曜日

2017年9月10日 ハサミやノコギリで木を切り、自分が切った木で何をつくったでしょう!

今日は皆伐跡地の整備と木工細工です。

皆伐跡地に向かう前に道具類を腰につけ、手袋をしました。
さぁー出発。


皆伐跡地は、7月の例会終了後から2ヶ月間手入れをしなかったので
入口は草木が伸びて入れないようになっていました。
会員で入口周辺の草木を切り入りやすくしましたが、
棘のある草木やかぶれの原因になるヌルデなどが相変わらず
あちこちにたくさん生えていたので・・・。

子ども達がけがをしないように急遽一般参加者は、
皆伐跡地周辺のネットの外の整備をすることにしました。
ネットの中と同じようにソヨゴやヒサカキが伐採後の
株から萌芽し枝が大きく茂っていました。


ハサミで枝を切りたいこども、ノコギリを使いたいこども、
それぞれやってみたい体験をしながら整備しました。
伐採した木や放置してある木を好きな長さに切り取って、
午後からの工作用に持ってかえりました。

ネット周辺にはベニバナボロギクやヨウシュヤマゴボウが
たくさん生えていました。背丈ほど伸びているものやびっしり
密生しているもの。増えないようにできるだけ抜きました。

ネットの中には、外来種のメリケンカルカヤが大き
くのび、アカメガシワ、カラスサンショウ、ヌルデが
あいかわらず芽をだし増えていました。
いつになったら生えないようになるのでしょう
お昼からの工作に使うドングリの実を拾いました。
ここにはシラカシの小さなドングリがたくさん落ちていました。
観察をしながら木の実を拾い自然観察路にそって歩きました。
クヌギの木の下には剪定バサミで切ったようにきれいな切り口
の枝先がたくさん落ちていました。
チョッキりムシというゾウリムシの仲間がドングリの中に
産卵し、ドングリのついた葉を数枚つけた枝を切り落とす
そうです。ドングリの中で成長した幼虫は、やがてドングリ
から出て土の中に入ってサナギとなり成虫になります。




昼食に豚汁が用意されていました。具材たっぷりでしたが
写真を撮るのを忘れて食べてしまい、こんな状態でパチリ。



ゴーヤの佃煮風煮の差し入れ。ちょっと手をかけるとおいしいですね。



Hさん宅のチャノキの葉から作った自家製の紅茶を
いただきました。また、めったに飲むことができない、
ジャコウネココーヒーを少しずついただきました。
ジャコウネコのフンから未消化のコーヒー豆を取ってつくる
そうです。ミルクが入っていたせいか、やさしい味でした。



食事風景














みんな思い思いの材料で工作開始。















どの種を使おうかな。ドングリ、ドングリのはかま、ヤシャブシの実、
モミジバフー、















ツバキの実、マツボックリ、いろいろな花の実等々














「ここに大きな穴をあけてちょうだい」
ぐるぐると機械が回って穴があくのが不思議でした。










穴をあけてもらったところに小枝を立てました。









今度は薄く切ってちょうだい。おじさんは万力で木をはさんで
きりました。後で木を固定する万力を動かして木を挟んでみました。

木を切った時から、自動車をつくろうと思っていたそうです。
車のフロント用の木をつけるのが難しいいな?どうしようかな?








機関車ができました。






どんな木の実をつかったのでしょう?
枝にいろいろなドングリが・・。







おじちゃんは何をつくるのかな。














大人も子どもも、いろいろ工夫してつくりました。








僕の切った木に、コガネムシを止まらせました。






ナナフシを見つけました。
お尻のところを持つとこわくなかったよ。







たくさんの作品ができました。
自動車、機関車、かぐや姫をつくりたかったの。
いろいろな木のある公園にベンチもつくりました。
イノシシの顔やマツボックリの飾りも。







最後はみんなで片付け、掃除をして終わりました。