2019年2月10日日曜日

しぼりたてのツバキ油は香ばしかった! 2月恒例のツバキ油しぼり

2019年2月10日(日)9時30分~14時30分

2月の例会は、恒例になったツバキ油しぼりとツバキの実でカブトムシをつくりました。





ツバキ油の灯明 


今年は油の化学のお話を聞きました。

ちょっと難しかったのですが、

三大栄養素の脂質は細胞膜の維持・脳内伝達機能を司っているとのこと。

脳細胞の65%は脂質、年をとっても油は必要のようです。

髪の毛にも、お肌にも・・・。実感しています。


火打石で火をつけるのは大変と思っていましたが、

木綿の布を炭化させた上に火花が落ちるとすぐに息を吹きかけて

麻のひもをほどいた繊維を傍におくとあっという間に火が燃え上がりました。

子どもにも簡単にできました。



石から発したわずかな火の粉で火がつくとは驚きです。




みんなで一つ一つ丁寧にツバキの実の殻を割って

中の実を取り出しました


一つ一つ割っては、腐っている実・未成熟の実は取り出すので

良いツバキ油ができます。


皮をむいた実はミキサーで細かくして袋につめて

蒸し器で蒸してから搾ります。


お手製の搾り機で絞ります。


小学生のお兄ちゃんがしぼると力があるので

まだまだ油が出てきました。

もう何年も油を搾っているのに今年はじめて

搾りたての油をなめてみたところ香ばしい香りがして

とてもおいしかったです。


ツバキ油を搾った後、ツバキの実でカブトムシをつくりました。


輪切りにした板の下に磁石をつけてメモをはさむ

マグネットとして使えますし、ペンダントにもなるように

ひもを通す穴もあけています。


足は細い竹の枝です。