2017年12月22日金曜日

自分で編んだしめ縄を飾り 新年を迎えよう!

12月22日(金) しめ縄づくり

里山の文化・技術の伝承をと毎年12月にしめ縄づくりをしている。今年は能勢町で里山の伝統文化・技術を伝えたいと活躍されている元古先生にしめ縄づくりをご指導いただきました

                                                                                   

元古先生からしめ縄についての説明。

「自分で編んだしめ縄を玄関に飾ろう」と先生も

里山の文化・技術の伝承をと尽力されています。

玄関に合わせた形やサイズにと2種類の見本を。


材料の稲わらは、はかまを掃除し束にしてありました。

農作業の機械化が進む中で稲を収穫する時から

しめ縄づくりの藁は手で刈りとり大切に扱われているようでした。

最初に藁の先端をそろえて真ん中あたりをひもで括り、

手でもんで藁をやわらかくしました。




太くするところには、やわらかいわらであんこをつくっていれます。

一つのしめ縄に〝あんこ”を3つつくります。


1束の藁を3等分してそれぞれあんこを入れ時計回りの反対にねじる。

2本を1本にねじりあわせ、残りの1本を重ねていき1本にしていきます。

編むときは腰の下にしいて編むときれいに編めます




しめ縄の下飾りの真ん中につかう、稲穂のついて藁。





はみ出した藁はハサミで切りそろえる


先の方はボンドでかためる


しめ縄の下飾り。藁を5本2組、真ん中に稲穂のついた藁1組を飾る。




ウラジロ、御幣、ユズリハ、竹串をさし橙を飾る



押し切りでしめ縄の裾を切りそろえて出来上がり



 

しめ縄の完成




みんな揃ってしめ縄と一緒に記念撮影しました。いいお年を。



しめ縄の見本。玄関に合わせてお好きな方を。



2017年12月10日日曜日

来年の干支 犬の工作

12月10日 午後 来年の干支 犬をつくる



                                      会員のSHさんがつくった犬の写真を参考に、

                THさんがクロタケでパーツをつくり、

                指導をしてくださいました。                           



同じ材料でつくりましたが、そ

れぞれ違った形や雰囲気の犬ができました




目や耳をつける位置、尻尾の角度を工夫して


個性ゆたかなイヌができました

好きな台木にかざりました

作品 いろいろ。 どこに飾ろうかな!

大きな犬もできました


 




大人と一緒に子どもも真剣です



今日の昼食 みなさんの差し入れで

具だくさんの豚汁、さつま揚げ、珍しいシカの燻製を

いただきました。













                                

来年も自然を楽しませてね! エドヒガンに施肥 カブとムシの産卵場づくり

2017年12月10日 午前の活動

今日は冬に定例化したエドヒガンの保全作業・寒肥をやりました。また伐採したコナラやクヌギの木を一か所にあつめカブトムシの産卵場所づくりをしました。

根がはっているエドヒガンの枝先になるあたりの土地をたがやし

公園でもらった堆肥や周辺の落ち葉を入れて土をかけていきました。


山の中の落ち葉集め

落ち葉の下にギンリョウソウが隠れていました。

公園でもらった堆肥にはコガネムシの幼虫がたくさんいたので

とりだしました。一緒に埋めた方が良いのか、根をたべ

るのではと迷いましたが、取り出しました。

10キロ位の堆肥にこんなにたくさんの幼虫がいました。


太いコナラやクヌギの伐採木は下におき、その上に落ち葉など

をのせてカブトムシの産卵場所をつくりました。

来年の夏に卵を産んでくれるかな?




 

エドヒガンの保全活動を振り返って



一庫公園の園路沿いに平成22年、23年、24年に移植したエドヒガンの保全活動を始めて今年で5年になります。移植したエドヒガンがシカに樹皮をかじられている様子をみながらも保全許可がでない状況のなかで、どのように向き合い世話をしていけばよいのか学ぼうと平成25年(2013年)8月勉強会を開催しました。「樹木医から見た日本人と桜」というテーマで樹木医の鶴田誠氏に講演会いただき、府県を超えた周辺で活動する人たちとエドヒガンを保全していこうという共通認識の場になりました。
「幼木時の管理が大事」ということを聞き、その後シカの食害から
守る対策・サプリガードの取り付け許可を公園からもらい取り組みはじめました。
先生のお話の通り幼木時に食害にあった木は、年数がたつにつれて
根から水や養分を吸い上げられず上部から枯れていく傾向があります。
枯れてしまった木、上部が枯れてヒコバエが出てきた木、
生育の悪い木など出ています。
上部が枯れても根本にでたヒコバエは切らずに育てています。
低木のエドヒガンになるかな?手に取ってエドヒガンの花を
見る機会は少ないので、ヒコバエに花が咲くといいですね。




元気よくたくさんの花を咲かせたのは湖畔の駐車場からの登り口の木です。
教科書どおりの比較的陽もあたり、斜面の水はけのよいところです。

環境が良いのか、木も大きくなり花も立派です。
エドヒガンの古木は花が咲く時期には葉が出ていないのですが、
ヤマザクラと同じように花と一緒に葉がでています。
若木だからでしょうか。どの木も葉と一緒に花がさいています。
移植した木で平成29年春開花を見た木は9本です。












2017年11月12日日曜日

鳥の巣箱づくり 「野鳥が増えるといいね!」




2017年11月12日(日) 巣箱づくり
今日の活動は巣箱づくりと皆伐跡地の整備です。つくった巣箱を皆伐跡地周辺の木の枝に取り付けて、小鳥がすみつけばいいなと思いながらつくりました。東西南北に取り付けて、どこに最初に巣づくりをするか見たいですね。
                              
                                                      巣 箱の見本とお誘いの看板
今日の活動予定と巣箱の作り方の説明
材料の板に図面通りに線引き



先ずはノコギリで図面に沿って切りました。

一か所、屋根と屋根をうけるところは、板の厚み部分を
斜めにノコギリで切ります。どうやって切るのだろうと思っていたら
簡単にきれいに斜めに切るためにHさんが工夫して道具を
つくってくれていました。

一人が一つずつ作りました。

お母さんは上手ですね。僕も手伝うよ。

鳥が箱の中に入る穴づくり。
穴の大きさによって入る鳥の種類が違います。

釘を打つのが一番難しい作業でした。

畑から直行の差し入れのカブラ ダイコン ミズナの酢の物

毎年いただくおいしいカキ。

昔ご飯 マテバシイ ムカゴの入った
めずらしいものをいただきました


いつもおいし豚汁。なんでおいしいのだろう!

みんながつくった巣箱を落ち葉の上に並べて記念撮影。
それぞれの家の庭と公園の樹木に取り付けます。

巣箱作りの終了後、皆伐跡地でこの場所を
どんな風に使うか話し合いました。
カブトムシが生息するように、ネットの外にあった
コナラなどの木を一か所にまとめて中におきました。
エドヒガンを一本植えたいねと話し合いました。
コナラやクヌギの紅葉もきれいですね。


コナラ林のむこうにモミジが見える風景もいいですね。










2017年10月8日日曜日

里山技術の伝承 「ツルカゴづくり リースづくり」

2017年10月8日(日) 9時30分~14時
毎年楽しみに参加される方も増えている「ツルかご と リースづくり」。放置された山の木にまきついているツル取りは山の掃除ともいえます。昔の人は山の資源を活かして様々な暮らしの道具をつくり、利用していたようです。現在では野趣あふれる作品として暮らしを彩るものになっています。会員の技術力も向上し、里山技術の伝承は拡がっています。
いつものように今日の予定を説明した後は
かごづくりの説明。たくさんのサンプルを紹介。

事前にちょっと遠くの山までツル取りに行ってきました。

先ず公園の中のツル取り体験。
子ども達は木の実を取りに行きました
ドングリ ツバキの実  コブシの実など

カゴを編むには材料選びと言われます。
会員の協力で毎年たくさんのツルが準備されるようになり
良い作品がたくさんできるようになりました。

リースにつける木の実もいろいろそろっています。


思い思いの材質で、違った形のかごづくりに挑戦。

かご作りの技術をマスターした会員も増え
マンツーマンで指導

こちらではリースづくりの指導

お母さんと子どもでリースの飾りつけ。
昼食の豚汁。セルフサービスでどうぞ!


差し入れのお野菜で、夏野菜の炒め物

花オクラとキュウリのサラダ。
オクラの花は食べ直前に合えるといいですね。

ナツメの砂糖漬け。めずらしいですね。

初めて飲みました。ブルガリア ハーブティ

サンプルの作品を販売。
たくさんお買い上げありがとうございました。

出来上がった作品

直径80センチを超える大かごもあっという間にできあがり。

木の実のリース

マツボックリだけでつくったリース