2018年8月20日月曜日

自然観察植物園 愛称「にこにこパーク」の整備

2018年8月20日(月)
7月初めの西日本豪雨の土砂崩れの被害で閉園されていた一庫公園は8月6日から丘の駐車場も利用できるようになりました。皆伐跡地とよんでいた場所を「自然観察植物園」 愛称「にこにこパーク」と名付けたので、看板を取り付け2ヶ月ぶりに整備をしました。
                             
自然観察植物園 愛称「にこにこパーク」の看板をつけました。
イチゴ食べ放題 草木の名前がおぼえられて
いろいろな樹木が生えていて 来た人がにこにこ顔になる
場所になるといいね!!


2ヶ月ぶりに来てみると草木で覆われていました。

周辺や園内にたくさんベニバナボロギクが種をつけていました。
メリケンカルカヤもあちこちで大きな株になっていました。
繁殖力旺盛なので駆除し袋に入れて持ち帰りました。

ヌルデ
かぶれる人もいるので見つけると抜いていますが、
次々と芽を出す困りものです。
根茎がどこまでも伸びては芽を出すようです。

もっとかぶれやすいウルシかな?
確認してウルシだったら伐採しましょう。


イヌザンショウの花が咲いていました。
トゲがありあちこちに生えるので
1本あればよいと思っているのですが・・・・
皆伐跡地には棘のある植物がよく生えるのはなぜだろうか?

1年に何メートル位伸びるのでしょうか。
クサギが3メートル位になり上部は花盛りでした。
葉をちぎると臭いので「臭い木 ⇒ クサギ」
名前が覚えやすいですね。

クサギの花

ユズリハも大きくなりました。
新しい葉ができるまで古い葉が落ちない「代々続く」縁起の良い木と
言われていることやお正月のしめ縄に葉を飾るなどの話を聞きました。

草で覆われていた園内の整備。

刈った草を集めています。


3時間の活動で歩きやすくなりました。
暑くて大変でしたが気持ちがいいですね。

訪れる度にシカに出会います。人を怖がらないようです。


ナナフシ

カナブンかと思ったが、よくよく見るとコカブトムシのようだ。
シジミチョウやアゲハチョウが飛んでいました。
草があると昆虫がすみやすいようです。

コナラのドングリがたくさん落ちていた。今年もドングリが多いのかな?

作業の途中で一休み。スイカやお菓子を食べました。
木陰は涼しくていいね!

作業が終わってアイスクリームで乾杯!
お疲れ様でした。

2018年8月7日火曜日

里山 田んぼ 小川とつながる一庫キャンプ場で生物観察会

2018年8月7日(火)
連日テレビのニュースの始まりは熱中症の注意で始まるこの頃です。
例年8月は里山から畑 田んぼ 川と自然のつながりや生物のつながりを知ろうと身近な川遊びを楽しみながら水生生物観察会をしています。今年は活動地の上流にある一庫キャンプ場の中を流れる川の生物を捕り学びました。
7月初めの西日本豪雨で一庫キャンプ場にもたくさんのゴミが流れてきたようですが、キャンプ場はきれいに整備されていました。河原の石がとてもきれいで水も澄んでいました。しかし下流は流れ着いたゴミが堆積したまま残っていました。木陰があってきれいな川が流れているキャンプ場は、暑さを忘れて自然を楽しめる場所でした。
                           

キャンプ場の西側に流れ込む川。
「♪♪ 春の小川はさらさら行くよ ♪♪♪」と歌いたくなるような
小さいころ歌った小川の風景ってこんなんでしょうね。
ザリガニがたくさんいました。

キャンプ場に流れ込む黒川
河原の石が光っていました。

キャンプ場にはたくさんの子どもが遊びにきていました。

捕まえた生物を一匹ずつ名前や特徴を
先生に教えてもらいました。

講師のK氏
 僕の捕まえた魚の名前を教えてください?
子ども達は熱心に先生の話を聞いていました。

サワガニがお腹に子どもを抱えていました。
オスとメスの見分け方も教えてもらいました。
今年はどの川でもサワガニがたくさんいました。

アカハライモリ。

アカハライモリの腹側
人間の指紋のように模様が一匹ずつ違うそうです。

オイカワ カワムツ ドジョウ ドンコ カワラヨシノボリ
カワラヨシノボリの卵が石の裏についていました。
石の下の卵のそばでオスのヨシノボリが卵を守っているそうです。

お昼はバーベキュー。男性陣が準備してくれました。
おいしかったです。

飯盒で炊いたおにぎりもおいしかったですよ!


昼食後はスイカ割大会。目隠しをして何度も何度もたたきました
大きなスイカはなかなか割れません。

目隠しをとって思い切りたたきましたが、
それでも割れません・・・・

大きな真っ赤な甘いスイカをいただきました。
楽しい一日を過ごしました。