2017年4月16日日曜日

平成29年度の活動はじまる  4月例会は、 総会 ヒノキの時計作り お花見




先ず総会。今年も里山を整備し、里山の資源を活かしながら
里山の自然・文化・技術を学び伝えていこうと計画しました。

伐採したヒノキの輪切りで時計づくりをしました。
どんなデザインにするのか、どんな手法で絵付けをするのか、
思い思いの方法でつくりはじめました。
絵を描いて色を塗り、バーニングで縁取りをしています。
振り子を付けた時計
ヒノキの板に木の実細工を埋め込んだ人、
彫刻刀で彫った人も
一人ひとり個性ある時計ができました。
家に飾って一週間たちまちしたが、正確に時をきざんでいます

昼食後おいしい桜餅と抹茶をいただきました。
4月はお花見月。定例行事になっています。
桜餅の上にエドヒガンの塩漬けをかざりました。

桜餅の上に飾ってあるエドヒガンの花の塩漬けです。
ほどよい塩加減でふんわりとしたWさんのお手製です。

お菓子をどうぞ!

なれた手つきで上手にお茶をたてられました。


午後から移植したエドヒガンの開花調査を
しながら自然観察路周辺のお花見をしました。
この桜は平成22年2月、4年目の苗を移植した
もので平成25年初めて開花しました。
今年はたくさんの花をつけていました。





沢の休憩所と松林の休憩所の間にある
エドヒガンの群生地の大木
一庫公園のエドヒガン群落も2015年(平成27年)9月
川西市の天然記念物に指定されました。
すでに市内水明台、黒川妙見の森、国崎クリーンセンターが
天然記念物指定されています。

キャノピーウォークから花が手でさわれるオオシマザクラ。
ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラをかけ合わせたもの

赤みのかかった葉のヤマザクラも
キャノピーウォークからまじかに花が見えます
葉が出てから花がさきます。
今日咲いていた桜はエドヒガン、ヤマザクラ、オオシマザクラ
でしたが、この後ウワミズザクラ、イヌザクラが咲き始めます。

お花見の帰り道に希少種保護区の野草などに
名札をつけました。



2017年3月18日土曜日

2017年3月12日 春はもうすぐ!子どもたちと里山活動     午前:希少種保護地区の調査・整備・堆肥場づくり          午後:里山観察会とエドヒガン保全活動

2017年3月12日(日)晴れ

開会の挨拶の後、今日の活動予定の確認をしました。
午前中は希少種保護区に発芽した植物調査と整備。
伐採草木を置く堆肥場づくり。
午後は子どもたちは里山の自然観察会。エドヒガンの保全活動。
前回の活動が楽しかったからとリピーターの親子連れ。
子どもさんたちの笑顔がうれしい。

希少種保護区に芽生えた植物の名前を調べました。



ヒイラギが芽を出していました。名札をつけました。

タラノキ。あちこちに芽を出していました。
5月の野草教室で利用した後は何本かを残し
継続して利用できるようにしたいですね。

クサイチゴもたくさん生えていました。
カラスサンショウ・タラノキ・アカメガシワ・クサイチゴなど
伐採地や裸地にはえる
パイロットプラントが教科書どおりに芽生えています。


真っ赤な樹肌のネジキの新芽。初めて見ました。
三大美芽の一つとされていて
他にザイフリボクとコクサギ。
何れも冬芽の状態がきれいだそうです。
自然の色ってきれいですね。
伐採した樹木を積んでおく堆肥場づくり。
当初は柵の外側に作る予定でしたが、イノシシが掘り返えす
可能性があるので、保護地の真ん中につくることにしました。

 廃材をつかって立派な堆肥場ができました。
カブトムシのすみかにになるといいね。
伐採したソヨゴの葉を細かく切っていれました。
子ども達は萌芽したソヨゴを切りました。

はじめてのノコギリ体験でしたが、すぐに上手に使っていました。
あきることなく、たくさんのソヨゴやヒサカキをきりました。

子ども達がたくさんのソヨゴを切りました。
ハサミを使って細かく葉っぱを切り堆肥場に入れました。

コナラの木に黒い卵のようなものがびっしりついていました。
早速スマホで調べたところクリオオアブラムシでした。
殺した方がよかったのでしょうか。

ソヨゴの木にはカマキリの卵がありました。
ぞろぞろとカマキリの赤ちゃんが出てくる
のを見られるのを期待しておいておきました。

午後からはエドヒガン保全活動をしました。
サブリガード・杭の撤去、葉っぱ・腐葉土のマルチング等を実施。
花芽がすでにでていました。

子ども達は林の中を歩いて樹木の説明を聞きました。
シカが嫌いな馬酔木(アセビ)、お正月に使うユズリハなど
木を見ながら、葉っぱをちぎってさわってみました。

アセビの花が咲いていました。


ヤマコウバシ。
新しい芽が出るまで古い葉っぱが落ちないので
受験生のお守りになっているなど楽しいエピソードを
たくさん聞きました。

いつもおいしい豚汁とめずらしいアケビの皮の酢漬け、
ナツメの実の甘露煮、乾燥した食用ホウズキなど
初めて食べました。先月はアケビの種から作った
油やお酢の作り方を教えてもらいました。
今月は肉厚のアケビの果皮の酢づけの作り方を伝授します。
果皮を重曹水で炊き込み灰汁を取り除き
二杯酢に漬け込むと2ヶ月ほどでおいしく食べられます。
皮から種まですべて食べられとは思ってもいませんでした。

昼食風景

2017年2月25日土曜日

2017年2月12日  ツバキ油絞り と 木の実細工 昼食はホウバ焼

2月の例会は恒例のツバキ油絞りと木の実細工。
リピーターの多い行事の一つです。
最初にH氏より現在の日本の油事情、油の歴史や
油にまつわる言葉、原料などの説明がありました。
日本で使われる油の95%は輸入品で、国産原料は米油のみでした。




油絞りが始まったころは灯明に使われていたようです。
灯明の火を消さないように油が切れないようにと見守るのは
大変だったようです。「油断大敵」という言葉の由来も。


灯明に火をつけるにも今のようにマッチもライターもありません。
昔のような方法で火をおこしました。
石と金属を打ち付けて火花を炭化させた布で
受け止め細かくした麻の繊維にうつすと燃え上がりました。


子ども達も火打ち石を打ちましたが、難しそうでした。

みんなが持ち寄ったツバキの種子を割って黒殻と
油を絞る仁核の部分にわけました。
腐った部分は取り除き良い実だけを蒸して
絞るので良質なツバキ油ができます。

黒殻が爪の間に入らないように注意して
一つ一つ丁寧にむきます。

剥き終ると別々にはかります。黒核と仁核の割合は
大体1:1で、実の量の2分の1の油と同量の油粕がでます。

剥いた実を袋に入れて蒸し器で蒸して絞り機の筒に入れます

こどもたちも興味津々。油絞りに挑戦。

僕もやりたいとお姉ちゃんと一緒に絞りました。
この後、絞った油をゆっくりと和紙でこすなど手間のかかる
作業がありますが家でH氏がされています。
H氏の報告書によると今年は8㎏弱のツバキの実を使い
約1700gのツバキ油が4月の初めころにはできる予定です。


油を絞った後の絞り粕。左はあけびの油粕。右側がツバキ油粕。
今年はアケビの酢を取った後の実でアケビの油もつくられました。
今では作る人がなく「まぼろしの油」と言われています。
ツバキの油粕はナメクジの防除効果がありますが、
金魚や鯉には中毒作用があるので飼育しているそばでは
注意が必要です。

剥いたツバキの実を蒸す間に、F氏に木の実細工を
教えてもらいました。

ツバキの実がどのように入っているのかツバキの実の標本を
見ながら説明を聞きました。硬い大きなツバキの実・外殻がはじけて
中の種子が出てくる様子、一つとして同じ形の実がないことなどが
よくわかりました。

先生の見本 タヌキ タカ 昆虫には竹で足が6本ついています

タイサンボク(未熟)の実でつくるタカのセット

先生の見本を見ながら、ツバキの実を選びながらつくりました。

タヌキとタカ
焼いたかまぼこ板に飾ってみました。

午後からは臨時駐車場奥にある「希少種保護区」
(皆伐した周囲をシカやイノシシよけにナットをはってある)
の整備。腰にノコギリとハサミをつけました。
この場所の植生をどうするか、今後の計画などを
話し合い整備しました。

発芽したカラスザンショウを伐採し放置されていたので、
棘がありけがをするカラスザンショウを集め外に出しました。
次回伐採木の置き場を作る予定。
教科書通りに皆伐後や攪乱したところに生える
パイオニアパランツがたくさん芽をだしていました。
記録していきたい。

カラスザンショウは蝶の食草になり、痛く高木になるので、
ネットの近くに3本ほど残し、その他はきることに決めました。
まだどんどん生えてきそうです。

子ども達は囲いの外のカシの木の萌芽をノコギリできりました。
楽しそうでした。写真がないのが残念。
ここは落ち葉などを入れて堆肥をつくるところです。
いろんな虫が棲むといいね。

昼食はホオバ焼と味噌汁とカブの浅漬け、お菓子にコーヒー。
公園の中にはたくさんのホウノキがあります。
秋に大きな葉っぱを拾っておいて昼食にホオバ焼をしました。

ホウノキの葉っぱを上にもおいて焼いてみました。

七輪や炭のない時はホットプレートで。
プレートに汚れがつかないし簡単にできますよ。
楽しく、おいしい一日でした。